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5月16日中四国学生柔道大会 : 松山大学柔道部・柔實会

5月16日中四国学生柔道大会

松山市住宅情報館社長日記 『中四国学生柔道優勝・団体』

今日17日中四国学生柔道協会・団体の決勝戦が岡山県立武道館であった。昨日18校による予選トーナメント戦があり上位4校と今年のシード校4校の8校で決勝トーナメント戦が行われた。松山大学を含む今年のシード校4校は昨年のベスト4がシード校となっている。松山からも福島本多副会長と杉野事務局長そして私の4人が応援に駆け付けた。

松山大学今日の1回戦・準準決勝は昨日の予選トーナメント2位であった岡山大学と対戦することになった。岡山大学は我々40年前はいつも決勝戦で顔を合わすほどの強豪だった。松山大学のキャプテン居村(三段66キロ)が先鋒で出場し、相手の先鋒(3段100キロ)を背負い投げで下しリズムをつかんだ。そして次鋒・五将・中堅・三将・副将・大将まで勝ち進み7-0で快勝した。ちなみに平均体重は双方85キロであった。

二回戦は昨年の覇者・岡山商科大学である。岡山商科大学は当然今年も優勝候補の本命である。先鋒は芳野内(3段81キロ)相手も同体格で体格では見劣りしない。試合運びも芳野内が主導権を取り優勢勝ちで勝ち星が先行した。応援に駆け付けたOB達も『これで今年はいけるぞ!』と沸き立った。その後がいけない。松山大学平均体重85キロに対して相手体重は100キロ近い。引き付けられるのを必死でこらえて我慢して居れば審判から直ぐに判定負けの原因となる指導が入る。昔の様にポイントゲッターと引き分け要員の仕事の分担(作戦)が出来ない。気が付けば今年も準決勝敗退で終わってしまった。

それでもベスト4入賞という事で8月29日30日の全国大会に出場することになった。団体戦は無差別級の対戦ですから今後の対策として重量級を確保することが宿題となる。キャプテンの居村66キロは2回戦・準決勝でも90キロの相手と対戦した。あまりにもの体重差は痛々しささえ感じる。しかし勝負は勝負、勝たねばならない。わが母校にはその昔、軽量級で浜田初幸と言う伝説の名選手がいた。大男を投げる姿に我々OBは沸いた。彼が出ていたらこの体重差をどのように克服していただろうか。

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