勝山柔道会 堀尾勝さんの七段昇段祝い
勝山柔道会 堀尾勝さんの七段昇段祝い
勝山柔道会の堀尾勝さんの七段昇段祝いが21日伊予鉄会館であった。勝山柔道会の指導者の皆さんと父兄の皆さん、そして松山大学柔實会(松山大学柔道部OB会)からは私と福島副会長・本多副会長が参加した。子供達にボランテアで柔道を教える堀尾先生他、指導されている多くの先生方には頭が下がる。勝山柔道会は私達が学生時代、松山大学柔道部の監督をされていた八木隣一先生が創場された道場である。
勝山柔道会は道場が東署内にあることから警察関係者の先生が多かった。ココ最近は道場に通う子供達が増え活況を呈している。『なぜ柔道をさせたのですか』とお母さんに聞いてみた。わがままな子供の躾を正す為が多いように感じた。『人生は思うようにいかない。人生には辛抱・我慢が不可欠、人生に役立つ心技体、人生を勝利する。』 言葉は違うがその心は私の心と同じであった。
隣席の新田高校の正岡茂OB会会長と話をする機会があった。今現在部員が60人くらいいる新田高校では23日少年柔道大会を新田高校道場で行う。主催は学校とOB会会長であると言う。有名選手を輩出している新田高校は柔道人口のすそ野を広げる為に社会貢献の形を取って母校の発展を図っている。この大会には松山内外19チームの少年柔道クラブが参加する。礼儀正しい日本男児を創る為にはありがたいことだ。新田高校の正岡茂OB会会長には良い学生を松山大学柔道部へ送り込んで欲しいとお願いした。
私が松山大学OB会会長に就任した2年前を思い出す。私の存続要望にもかかわらず、わが松山大学柔道部が主催していた全国の高校生を呼んでの大会『学長杯』が費用対効果と言う事で廃止されてしまった。日の出の勢いの新田高校にはそれなりの理由がある。落日の組織にもやはりそれなりの理由がある。柔道部を発展させていくには学校の理解と支援、柔道指導者そしてOB達が力を合わせていく必要がある。 柔實会会長 二宮秀生