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平成29年度柔實会忘年会 : 松山大学柔道部・柔實会

平成29年度柔實会忘年会

禍福人生 奮闘日記 『平成29年度柔實会忘年会』

 昨日12月6日、夢寛歩道後〈池田寛先輩経営〉にて柔實会(松山大学柔道部OB会)忘年会が行われた。中嶋先生と棟田先生に出席して戴き、4年生主将の梶原君と副主将の好永君、3年生主将の市川君と副主将の網谷君を招待して23名の忘年会になった。今年は今年の春卒業した安倍君と越智君が私の会社(タカラレーベン西日本)に就職したことを報告し、私の彼らに期待することを話した。学生時代は人生勝負の練習期間であること、これから本当の試合が始まること、人生の勝負を勝利するには先輩達の持つ知恵と経験を大いに利用することが大切であることを話した。4年生は4年間の苦労をもとにチャレンジ精神と忍耐力を発揮し、それぞれの職場で一隅を照らす存在になってほしい。3年生に対しては悔いの無い松山大学らしい試合をやってほしいと願う。

 水口名誉会長から現在の大相撲の混乱の原因について話があった。日本の相撲道(貴乃花親方)に対して勝利という結果主義(モンゴルの力士)が台頭してきたこと。相撲の世界も含めて、アメリカファースト・都民ファースト、などという言葉が示す通り、世界的に利己主義が蔓延し始めたこと。モンゴル力士に日本の国技である相撲道は難しいかもしれない。利己主義の風潮に対して日本柔道には嘉納治五郎の言う柔道精神(精力善用・自他共栄)があった。もう一度、嘉納治五郎柔道の原点に戻り頑張ってほしいと話された。嘉納治五郎のお母さんは治五郎少年に「大きくなったら社会に役立つ人になりなさいよ。」が口癖だったと言う。私も恥ずかしながら自分ファースト・会社ファーストの精神だったように思う。私は人を育てるのが下手だったように思う。柔道に限らずリーダーたる者は「人を育てる」事にもっと時間と労力をかけるべきだと思う。粗末に扱ったり放置して育つはずがない。後悔先に立たずである。楽しい時間はあっという間に終わった。少し早いが、OBの皆さん、つつがなく越年して戴きたい。皆さんにとって来年が良い年になりますよう願っています。