気迫、オーラとオーラの戦い

気迫・オーラとオーラの戦い

 平成28年度中四国学生柔道大会が5月14(土)・15日(日)と岡山武道館で行われた。中四国地区では19校の大学で試合が行われ上位4大学が全国大会に出場できる。前日14(土)に予選が行われ広島国際大学が優勝し徳島大学が準優勝、広島大学と修道大学が加わり上位4大学とシード大学4校による今日の決勝トーナメントとなった。松山大学における今日の1回戦は昨日の準優勝校の徳島大学だった。先鋒のキャプテン芳之内が勝ち、次鋒斉藤が勝ち、五将西田が引き分け、中堅安部が勝ち、三将好永が引き分け、副将網谷が勝ち、大将市川が押さえ込みで勝って5勝0敗でベスト4に駒を進めた。

 準決勝戦は優勝候補の強豪徳山大学だった。わが母校は先鋒好永が引き分け、次鋒芳野内が182センチ125キロの巨漢を破り徳山大学に動揺が走った。五将1年生の斉藤が流れに乗って勝ち、この段階で前半3人で2勝となり今年はいけるかもという気になる。中堅阿部が181センチ156キロの巨漢に内股による1本負けをしてしまた。三将市川が惜しくも引き分け、副将西田が187センチ123キロの巨漢に負け2対2となる。母校は125キロの巨漢の大将網谷の勝ち越しに賭けるが徳山のベテラン綾部に散ってしまった。母校後輩たちは徳山の巨漢相手によく戦った。その後の報告で決勝戦は松山大学に勝った徳山大学が岡山商大に2対1で勝って優勝したと言う。あの試合もしも勝っていたら。優勝にも手が届くような結果であった。

 今年の試合は昔の試合を彷彿させるような近年にない良い試合だった。試合前にキャプテン芳野内に声を出して行けよと激励すると、『おらびまくって行きます!』と心強い。今年の正選手、控えの選手は大声の声援だった。我々2階席のOBまで戦っているような声援をした。品格に問題はあるが気迫は十分学生たちに伝わったと思う。試合前に『肉でも食え!』とOB会が援助してやったのも結束力と言う意味で効果があったと思う。

 試合はいつも風向きがあり潮目の変わる時がある。特に芳野内の先制点は大きかった。大きく母校に風向きが変わった。またその逆の潮目もあった。団体戦は1人1人の個人で戦うが、目に見えぬオーラの戦いがある。それは控え選手とOBたちの気迫のオーラです。オーラ対オーラの戦いと言っても過言ではない。今年の試合は何年かぶりに見るオーラがあった。五島名誉会長も『こんな試合をするとOBたちが来てくれる。』と悔しがりながらも満足されていた。チームの再生・再建が着実に進んでいるようにも思う。今後が楽しみです。OBの皆さんもぜひ応援に駆けつけてほしい。 柔實会会長 二宮秀生