新旧学長を囲む会
松山市住宅情報館会長日記 『新旧学長を囲む会』
昨夜は松温会(松山温山会=松山大学OB会)特別例会が実施された。東京第一ホテル松山で250人以上のOBが参加して盛大に行われた。2期4年、学長をやられた村上宏之学長が退任され溝上達也新学長が就任された。新学長の就任祝いと旧学長の慰労会の特別例会である。松温会は毎月第3木曜日の昼に例会として行われている。恥ずかしながら私はいつもお酒のある夜の部の松温会だけに出席している。この松温会は柔実会(松山大学柔道部OB会)の初代会長だった藤井徳次郎先輩が始められた。いつの間にか375回になる。今から35年前である。そんな訳で柔道部であった私と福島一郎君はほとんど松温会の黎明期から参加している稀有な存在となっている。
溝上達也新学長は昭和49年生まれ43歳である。私達の子供の年齢である。昭和49年と言えば私が大学を卒業した年でもある。一つの終わりは一つの始まりである。新学長に期待することは過去の栄光を取り戻すことである。私は柔道部だったから言うのではないが、運動部・文化部(特に運動部)の全国的活躍と学校のレベルはリンクしているように思う。今回の学長も会計学専攻の先生である。世の中計算通りにはいかないところに面白いものがある。新学長はクラブ活動を費用対効果と切り捨てないで支援してほしい。
社会に出てからの活躍は学業だけがすべてではない。柔道部はどちらかと言えば勉強の苦手な集団だった。社会に出たら闘争心と負けん気は頭脳明晰を凌駕すると思っている。首を絞められたり頭をぶつけている柔道部の同窓生は、社会人になってから結構頭角を現している。頭をぶつけてアホになったことは社会人として強みになっていると思う。まずは応援団の結成(復活)から始めてほしい。応援団の居ない学校は運動部軽視の学校である。4年間で弱肉強食の市場原理を学び忍耐力を身につけることは学問を身につけることと同じように大事なことだと思っている。昨夜の会でも皆さん異口同音にこのことを主張されていた。とにかく松山商商科大学時代の栄光を取り戻してほしい。新学長に期待したい。